事務所紹介
【原体験 — 会計制度への「怒り」からの出発】
キャリアの最初は大手スポーツクラブでインストラクター・パーソナルトレーナーとして勤務していました。
当時、私が勤務していた店舗は全国トップクラスの在籍会員数・売上高を誇る店舗でした。しかし本部費の「配賦」が行われた後、店舗の会計上の利益はいつも赤字。
「なぜ売上がトップなのに、利益は赤字なのか?」
この違和感と怒りが、私の会計への入口でした。
私はもともと会計の世界からスタートした人間ではありません。
その後、上場企業の経理部門に勤務した際にも、同じような構造に直面しました。
「社内で数字を付け替えても、会社全体の利益は1円も増えない」
-この時、会計制度が現場感覚と乖離していることを、強烈に意識することになります。
【現場で「数字をつくる」ことの大切さ】
売上・利益の源泉は値付けと顧客数です。
どんなにサービスや設備、人員を整えても、お客様に支持されなければ会員数は増えず、利益も生まれない。
つまり、利益は帳簿の中ではなく、現場でつくられるもの。
「数字をどう分けるか」ではなく、「数字をどう生み出すか」に向き合うことの重要性を、この頃から強く意識し、
簿記の勉強から始め、勉強を進めていく中で税理士を目指すようになり、資格を取得し、事務所を開設しました。